クラシックカーの中でも

起源と当たる自動車を考察

旧車と語られる自動車は沢山存在していますが、その中でもクラシックカーやノスタルジックカー、それら全てをひっくるめて原点となった自動車について考えてみる。それはさながら歴史の教科書を紐解くほど古い話であり、産業革命以後において生産された自動車としても知られているものだ。その自動車とは『フォード・モデルT』というもので、アメリカ合衆国で開発された自動車であり、世界で初めてようやく自動車と呼べる商品として完成された代物となっている。

このモデルは完成当初からアメリカを始め、世界各国へ普及していきました。自動車としてのフォルムが何ともいえない昔懐かしい物となっており、一度でいいから乗ってみたいと思ったことがある人も多いはず。今でこそ日本でも見る機会などない、あったとしても展覧会などにおいて出品されるくらいのもので、海外ではメンテナンス等がしっかり行われていれば、乗用している人を見かけることもあるかも知れない。世界的に見れば、これこそクラシックカーの原点であり、自動車産業を通して見た自動車の起源ともいうべき存在となっているのです。

そんな自動車は発売されてから20年少しモデルチェンジが行われていなかったにも関わらず、世界で1,500万台以上も生産された。そしてこの自動車は日本としても非常に感慨深い歴史を持っており、特に旧車を語る上では外せないものとしても数えなくてはならないものとなっている。

昔人気があった車

日本でも大活躍

フォード・モデルTは世界各地で大ヒットしたと言われるほどのクラシックカーの中でも有数の希少品として語られていますが、それはもちろんのこと日本でも開発・発売後には話題沸騰となった。何せ日本にしても初めて自動車が登場した時代だ、それまで世界共通で馬に乗って何千キロと走り回らなければならないことが、昭和初期において初めて輸入してきた自動車に当時の人達は沸き立ったと想像できる。ですがその頃の自動車は今とは比べ物にならないほど高価なものであり、タクシーとして利用するにしてもその値段は現在とは比較にならないほどのものだった。そのため、自動車こそ1900年代初期に登場したものの、一般庶民向けに開発されるまではどちらかというと上流階級や軍人といった身分の人々が利用するくらいに留まっている。

最初はタクシーとして登場し、1920年頃までは自動車の主流であり続けたことでも知られている。

生産性の問題

しかしそれでも問題点として上げられるところはある、それは生産性という部分でだ。当時はまだ自動車と言っても、世界各地で自動車の有用性は証明されたものの開発・生産出来るだけの技術を各々の国が持てているわけではなかった。それは日本も然り、そうなるまでに何十年という時間が経過してようやく一国家の経済基盤を支えるまでに進化したのです。では当時は何処が生産していたのかというと、件のフォード・モデルを開発したフォード社のみだった。

その頃日本は関東大震災によって東京市内の路面電車網が破壊されてしまったため、移動手段としてフォード・モデルにも利用していたフォードTTシャーシに簡易ボディを載せて対応する。シャーシを求めてフォード社に生産を要求するも、日本が要求する数の8割ほどしか用意できなかった。今でこそ生産性と効率性を重視しすぎているから魅力的な自動車が少ないと語る人もいます。時代の特色ともいえますが、この当時にすればもっと自動車が普及出来るだけの技術導入を求めていたところは多いだろう。

あこがれのクラシックカー

クラシックカーの歴史は、自動車の歴史を紐解く

旧車の中でも特にクラシックカーと呼ばれる、非常に希少性の高い自動車について話をしていると見えてくるのは自分たちが普段から利用している自動車にも決して小さくない、大きすぎる存在へと繋がる。自動車を開発したというだけでもアメリカの強みとして語られるが、登場したもののその圧倒的な生産人気とそれに対する需要の多さに一時期はてんやわんやした事もあったのではないかと、そんな部分を思ってしまいそうだ。これらの歴史は旧車というものに焦点を当てて話をする上で避けては通れないものとなっている。

それはノスタルジックカーにしてもそう、現在開発されている最新型のモデルは過去発売されたモデルの良点・欠点全てを参考にして開発されたものだ。自動車産業の酸いも甘いも詰め込まれたその歴史的事実を見たときこそ、クラシックカーの中でもフォード・モデルというものに対する見方も変わってくるだろう。

旧車を語る

クラシック派のあなたへ